2013年10月19日 22:10 口臭② 歯科

みなさん、こんにちは♡
10月半ばに入り、台風が過ぎ去った直後から急に寒くなったので、衣替えもお布団の入れ替えも大変‼
なかなかゆっくりと秋を感じる事が出来ない毎日ですが皆さんはいかがですか?
さて、今日は口臭のお話の2回目です。
前回は生理的口臭についてのお話と対策についてお話させて頂きました。
今回は病的口臭についてのお話です。
病的口臭の原因は、①歯周病によるもの②重度の虫歯③唾液腺の低下④肝臓疾患などの全身に由来するものを病的口臭と分類します。
これらの口臭の大部分は歯周病によるもので特に強力な歯周病菌が産生するメチルメルカプタンという臭気物質が原因です。
この歯周病菌が原因で起こる口臭を強く感じるという事は、お口の中に歯周病菌が沢山住んでいるって事なのです。
また困った事にこのメチルメルカプタンは歯周組織の破壊を進行させてしまいます。
では、どのような対策が必要になってくるのでしょうか?
歯周病菌は歯ブラシでは届かない歯周ポケットと呼ばれる隙間に住んでいるので、歯医者さんに行って歯周病治療を行う事が大切です。
歯周病治療を行う事で歯周病菌の数が減少するので、結果、口臭を減らす事が出来るのです。一度、歯周病治療を行なっても毎日使うお口ですから、知らず知らずのうちに歯周ポケットに歯周病菌が増えてきます。そうなれば再び口臭が強くなってきますので、定期的なメインテナンスが大切になってきます。
もう一つの口臭の原因として重度の虫歯が挙げられますが、この原因は虫歯が進行する時に発生する酸と、進行した虫歯により歯に大きな穴があいた為、食べかすが詰まり、その分解臭と混じり起こります。
対策としては、きちんと虫歯治療を行う事が大切です。
また肝臓疾患などの全身に由来するものが原因で起こる口臭は硫化ジメチルという臭気物質が発生します。この硫化ジメチルは一般にお口の中が生ゴミのような臭いがすると言われています。
歯科では内科的な対応が出来ない為、内科などの病院で診てもらう事が大切です。
他にも本当は口臭なんて無いのに、自分に口臭があると思い込む精神的なものや、口臭恐怖症などもあります。
これらも歯科だけの対応ではなく、内科などの病院で診てもらう事が大切です。
色々と口臭についてお話させていただきましたが、口臭の原因の大部分はお口の中が原因となるものがほとんどです。
口臭を気にされてる方、またそうでない方も、定期的なお口の中のお手入れはとても大切な事なので、歯医者さんでケアしてもらう事をオススメします♡

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